【完全保存版】パソコンがフリーズした時に絶対やってはいけないこと&安全に直す裏技7選|電源長押しは最終手段!

パソコンが急に固まって動かない…。そんな時、あわてて電源ボタンを長押ししていませんか?

実はそれ、パソコンにとって最も危険な行為なんです。データが壊れたり、最悪の場合は起動しなくなることも。

本記事では、YouTubeで話題の「Taikiさん」動画をもとに、安全にフリーズを解消する手順フリーズしにくくする設定をわかりやすく解説します。

紹介するのは誰でもすぐ試せる方法ばかりで、覚えておけば“もう焦らない”内容です。 「電源を切らずに直す」「原因を見極める」「トラブルを防ぐ」――この3つのステップで解決していきましょう。

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目次

 

電源長押しが初手でダメな理由

パソコンが固まったとき、つい「電源長押し」で強制終了してしまう人が多いですが、 これはパソコンにとって心臓を止めるような行為です。

通常のシャットダウンではアプリを順番に安全に閉じますが、長押しはそのプロセスを無視。 保存されていない作業は消え、アプリやシステムファイルが破損することがあります。

特にWindowsの動作中にこれを行うと、内部ファイルが破損して 「起動しない」「チェックディスクが毎回走る」といった深刻なトラブルの原因に。

どうしても操作を受け付けない場合のみ、最後の最後に行いましょう。

 

まず試す:復旧ショートカット早見表

  • ① OSが動いているか確認:
    Shiftキーを5回連打 → ピコッと音がすればシステムは生きている
  • ② 画面だけ固まっている場合:
    Win + Ctrl + Shift + B → GPUを再初期化(画面が点滅すれば成功)
  • ③ マウスが動かない場合:
    Alt + Tabで別アプリへ → マウスが解放されることが多い
  • ④ アプリがフリーズしているだけなら:
    Ctrl + Alt + Del → 「タスクマネージャー」 → 対象アプリを終了
  • ⑤ それでも動かない場合:
    Ctrl + Alt + Del → Tabで電源マークへ → 「再起動」を選択(シャットダウンは避ける)

これらはすべてデータを失わずに復旧できる安全な方法です。 どれもキーボードだけで実行できるため、マウスが動かないときでも対応できます。

 

画面だけ固まった? → Win+Ctrl+Shift+B

実は「完全にフリーズしているように見えて、画面だけ止まっている」というケースは多いです。 このショートカットを押すと、CPUとグラフィックカードに再描画コマンドを送信し、 映像出力をリセットします。

一瞬画面がチカッと点滅し、「ピッ」という音が鳴れば成功。 ブラックアウトやノイズ、ゲーム中のカクつきなどにも効果的です。 知っておくとかなり便利な“隠れ復活技”です。

 

アプリが固まったら:Alt+Tab → タスク終了

多くのフリーズは、実は「パソコン全体」ではなく1つのアプリだけが固まっているだけ。 この場合、Alt + Tabで別のアプリに切り替えると、マウスが復帰することがあります。

マウスが動くようになったらCtrl + Alt + Del → 「タスクマネージャー」から 問題のアプリを右クリックして「タスクの終了」。

マウスが完全に動かないときは、同じくCtrl + Alt + Delを押して Tabキーで項目を移動すれば、キーボードだけで再起動まで可能です。

 

再起動を選ぶ理由/「緊急の再起動」の落とし穴

再起動シャットダウンは似て非なるもの。 実はWindowsでは「シャットダウン」時に“高速スタートアップ”という仕組みが働き、 今の不安定な状態を次回に持ち越してしまうことがあります。

ですから、フリーズからの回復を狙うなら必ず再起動を選びましょう。

また、「Ctrlキーを押しながら電源マーク」をクリックすると現れる 『緊急の再起動』機能は、すぐに再起動する危険な最終手段。 保存していない作業はすべて失われるので、原則使わないようにしましょう。

 

予防①:USBの挿し方(前面NG・背面優先/マウスはUSB2.0)

デスクトップPCの前面USBポートは、マザーボードから細いケーブルで電力を分け合っており、 同時接続が多いと電力不足 → フリーズの原因になります。

基本は背面のUSBポートを優先しましょう。

さらにワイヤレスマウスのレシーバーは、青いUSB3.0ではなく 黒いUSB2.0に挿すのがベスト。USB3.0はノイズが発生しやすく、 マウスがカクつく原因になることもあります。

背面にUSB2.0が無い場合は、短いUSB2.0延長ケーブルを使うと安定します。 プロゲーマーの間でもよく使われるテクニックです。

 

予防②:高速スタートアップOFF+DISM/SFC+仮想メモリ

高速スタートアップを無効化:
1. コントロールパネルを開く(検索バーに「control」)
2. 「ハードウェアとサウンド」 → 「電源オプション」
3. 左の「電源ボタンの動作を選択する」
4. 「現在利用できない設定を変更」クリック
5. 「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す → 保存

これで余計なキャッシュやエラーを持ち越さず、起動が安定します。

DISM / SFC: Windows標準の自己修復ツール。 長期使用で壊れがちなシステムファイルを自動修復してくれます。 管理者モードのコマンドプロンプトで以下を実行:
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
sfc /scannow

仮想メモリの調整: 物理メモリ8GB以下では、メモリ不足がフリーズの原因になりやすいです。 「システムの詳細設定」 → 「パフォーマンス」 → 「詳細設定」から 仮想メモリを増やしておくと安定します。

 

まとめ(チートシート)

  • まず試す順番:
    Shift×5 → Win+Ctrl+Shift+B → Alt+Tab → Ctrl+Alt+Del →(必要なら)再起動
  • NG行為:
    電源ボタン長押し・コンセント抜き・「緊急の再起動」
  • 再起動を選ぶ理由:
    シャットダウンは高速スタートアップで不具合を持ち越すため、必ず「再起動」を選ぶ。
  • 予防策:
    前面USBポートを避ける/マウスは背面USB2.0へ/高速スタートアップをOFFにする/定期的にDISM・SFCを実行。
  • 補足:
    メモリ8GB以下のPCは仮想メモリを増やすと安定性UP。
    動画編集やゲームをする場合は16GB以上を推奨。

フリーズは突然起きるものですが、正しい手順を知っているだけで焦らずに対処できます。
まずは電源ボタンを押す前に、ここで紹介したショートカットを順に試してみてください。
そして、USBの使い方や高速スタートアップの設定を見直すだけで、日常的なフリーズは大きく減らせます。

  • 覚えておくべきショートカット一覧:
    Shift×5(OS確認)/Win+Ctrl+Shift+B(画面復帰)/Alt+Tab(マウス救出)/Ctrl+Alt+Del(復旧メニュー)
  • 設定チェック項目:
    ・高速スタートアップをOFF
    ・前面USBの多用を避ける
    ・ワイヤレスマウスは背面USB2.0に接続
    ・定期的にDISM/SFCでシステム修復
    ・メモリ8GB以下なら仮想メモリを拡張
  • 参考動画:
    YouTube「Taiki」チャンネル『パソコンがフリーズした時に絶対やるな!』より

この記事をブックマークしておけば、突然のフリーズ時も安心です。
慌てず落ち着いて、ショートカットで復旧を試してみてください。