ローラーとは?霊能・占いローラーの判断と縄計算

ローラーは、同じ役職をCOした人を全員吊って偽物を確実に処理する作戦です。強力ですが縄を大きく使うので、「ローラーが終わったとき縄がいくつ残るか」を計算してから決めることが大切です。

ローラーとは

ローラーは、同じ役職をCOした人を1人ずつ順番に吊っていく作戦です。2人COなら2日、3人COなら3日かけて全員を吊ります。本物も一緒に吊ってしまう代わりに、その中にいる偽物は必ず処理できます。

よく使われるのは、霊能者が2人COしたときの霊能ローラーと、占い師が複数COしたときの占いローラーです。基本的な意味は用語集や占い・霊能結果の見方にもありますが、この記事では「いつやるか」「縄がいくつ残るか」を具体的な数字で見ていきます。

ローラーの縄計算の基本

ローラーを考えるときは、今の縄数ではなくローラーが終わった日の朝の縄数を計算します。毎日1人吊り、毎晩1人噛まれるとすると、ローラーに使った日数 × 2人だけ生存者が減ります。

そのうえで、ローラー後の余裕を ローラー後の縄数 − ローラー後に残る人狼の数 で出します。残る人狼の数は、CO者の中に人狼がいたかどうかで変わるので、内訳ごとに分けて考えるのがポイントです。

ここでの計算は「毎晩1人噛まれ、ほかの死亡が無い」場合の目安です。縄の基本の式((生存人数 − 1)÷ 2 の切り捨て)は吊り縄(縄数)の数え方を参照してください。

例1:9人村で霊能者が2人COした場合

配役は占い師1・霊能者1・狩人1・人狼2・狂人1・市民3です。霊能者COが2人出たので、どちらかは人狼か狂人の騙りです。1日目に霊能ローラーを始めるとします。

日朝の生存縄その日の吊り
1日目9人4本霊能CO① を吊る
2日目7人3本霊能CO② を吊る
3日目5人2本ローラー完了。ここからグレーなど
騙った霊能の正体ローラー後の残り人狼3日目の余裕
人狼1人2 − 1 = 1回
狂人2人2 − 2 = 0回

騙りが狂人だった場合、3日目以降は残り2回の吊りをすべて人狼に当てる必要があります。実際に確かめると、生存5人(人狼2・それ以外3)で吊りを外すと4人(人狼2・それ以外2)になり、その時点で人狼陣営の勝ちです。9人村の霊能ローラーは、「最悪の場合は余裕0回になる」と分かったうえで選ぶ作戦だと言えます。

例2:12人村で占い師が3人COした場合

配役は占い師1・霊能者1・狩人1・双子2・市民3・人狼3・狂人1の12人村です。占い師COが3人なら、本物1人と人狼陣営2人と考えるのが基本です。占いローラーをすると3日分の縄を使います。

日朝の生存縄その日の吊り
1日目12人5本占いCO① を吊る
2日目10人4本占いCO② を吊る
3日目8人3本占いCO③ を吊る
4日目6人2本ローラー完了
3人の内訳ローラー後の残り人狼4日目の余裕
真・狼・狂2人2 − 2 = 0回
真・狼・狼1人2 − 1 = 1回

3人を吊り切っても、4日目の朝に縄2本で人狼が1〜2人残ります。しかも本物の占い師まで吊っているので、4日目以降は占いの情報がありません。12人村の3人ローラーは縄を最も重く使う作戦で、ほかの手(決め打ちや、占い師の結果を使ったグレー吊り)と必ず比べてから選びましょう。

ローラーをやるべき場面・やるべきでない場面

やるべき場面

  • 霊能者が2人COし、真贋の材料が乏しい:霊能結果は対抗がいると信用しにくく、2人を残しても情報になりにくい。偽物を確実に処理する価値が高い
  • ローラー後の余裕が、最悪の内訳でも0回以上ある:上の表のように内訳ごとに計算して、マイナスにならないことを確かめる
  • CO者の中に人狼がいる可能性が高い:人狼が騙りに出ていれば、ローラーで確実に1人減らせる
  • グレーが広く、グレー吊りで当たる見込みが低い:CO者を吊るほうが人外に当たる確率が高い場面もある

やるべきでない場面

  • ローラー後の余裕がマイナスになる内訳がある:吊り切ったときにはもう負けが決まっている可能性がある
  • 真贋がほぼついている:片方の偽が明らかなら、本物を吊る分の縄がもったいない。決め打ちを考える
  • 占いローラーで本物の結果を失うのが痛い:人数の多い村ほど、占い結果を失う損は大きい
  • CO者が狂人ばかりと考えられる:狂人を吊っても人狼は減らない。人狼の居場所がグレーにあるなら、縄はグレーへ使う

ローラーしない場合と比べる

例1の9人村で霊能ローラーをせず、1日目からグレーを吊る場合も比べておきます。3日目の朝は同じく生存5人・縄2本ですが、1日目と2日目の吊りがグレーに使われているので、どちらかが人狼に当たっていれば残り人狼は1人です。グレーの人数は9人から占い師1・霊能2を除いた6人で、人狼陣営の残り(霊能の騙りを除いた2人)のうち人狼が1〜2人そこに潜んでいます。

ただしこの場合、2人の霊能者が出す結果は食い違うことがあり、占い師の真贋を霊能結果で見分けるのが難しくなります。ローラーは「縄は余るが情報が濁る」状態を、「縄は減るが情報が澄む」状態に交換する作戦だと考えると、選ぶ基準がはっきりします。決め打ちとの使い分けは決め打ちの考え方で詳しく解説しています。

ローラーを途中で止める・早く終わる場面

残りのCO者が噛まれた

霊能ローラー中に、まだ吊っていない霊能COが夜に噛まれることがあります。人狼は仲間を噛まないので、噛まれた人は人狼ではありません。この場合、ローラーは吊り1回で完了したことになり、縄が1本浮きます。

例1の9人村で1日目夜にこれが起きると、2日目の朝は生存7人・縄3本で、もう霊能COを吊る必要はありません。予定どおりなら3日目(縄2本)にしていたグレー吊りを、2日目(縄3本)から始められます。

占いローラー中に霊能結果で偽が分かった

占い師が2人COの村で1人目を吊り、本物らしい霊能者が「人狼」と出したなら、残りの占い師は本物と考えられます(役職欠けが無い場合)。この時点でローラーを止め、残った占い師の結果を使えば縄を1本節約できます。逆に「人狼ではない」と出た場合は、吊ったのが本物か狂人か分からないので、予定どおり続けるかを相談します。

ローラー中の注意点

  • 吊る順番を先に決める:その日の議論で揉めないよう、ローラーを決めた日に順番まで決めておく。霊能ローラーでは、残ったほうが吊られた人の結果を出すことも意識する
  • ローラー対象への投票は割れないようにする:票が割れて別の人が吊られると、縄の計画が崩れる
  • ローラー対象を占わない:吊ることが決まっている人を占うのは、多くの場合もったいない。占いはグレーへ使う
  • 狩人は護衛先を見直す:ローラー対象を守る意味は小さいので、占い師や確白の護衛を考える
  • 縄の計算をメモに残す:「3日目に縄2本、余裕0〜1回」のように書いておくと、計画どおりか確かめやすい

盤面ツールでローラーを管理する

ローラー対象のCO者は、吊られたら墓場の「処刑」へ置きます。死亡した人のCO行はグレー表示になるので、ローラーがどこまで進んだかがCO枠を見るだけで分かります。上部の縄数とメモ欄の計画を見比べながら進めましょう。

CO枠と墓場を使うと、ローラーの進み具合と残りの縄がひと目で分かります。

盤面整理ツールを使う

よくある質問

霊能ローラーはいつ始めるのが一般的ですか?
霊能者が2人COした日から始めることが多いです。始める前に、ローラーが終わった日の縄数と、騙りが狂人だった場合の余裕を計算しておきましょう。
9人村で霊能ローラーをすると余裕はいくつ残りますか?
1日目から始めると、3日目の朝に生存5人・縄2本になります。騙りが人狼なら残り人狼1人で余裕1回、狂人なら残り人狼2人で余裕0回です。
ローラー中に霊能COが噛まれたらどうなりますか?
人狼は仲間を噛まないので、噛まれた人は人狼ではありません。ローラーは吊り1回で完了したと考え、浮いた縄をグレーなどへ回せます。
占い師3COで占いローラーはしたほうがいいですか?
縄を3本使い、本物の占い結果も失うため、慎重に判断します。12人村なら4日目の朝に縄2本・残り人狼1〜2人になるので、決め打ちなどと比べて選びましょう。

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盤面整理ツールを使う

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