縄の使い方の計画(進行)の立て方
強い村は、その日の吊り先だけでなく「最後の日まで縄をどう使うか」を先に決めています。この記事では、残りの縄と人外の数から逆算して吊りの計画(進行)を立てる方法と、計画を立て直すタイミングを紹介します。
進行とは:吊りの計画を先に決めること
進行は、「1日目はグレー、2日目は黒、3日目に決め打ち」のように、何日目に何を吊るかの予定を村で共有することです。予定があると議論がその日の判断に集中でき、票も割れにくくなります。
縄の数え方そのものは吊り縄(縄数)の数え方にまとめています。この記事では、その縄をどの順番で何に使うかを考えます。
縄の使い道は3種類ある
| 使い道 | 例 | ねらい |
|---|---|---|
| 人狼を減らす吊り | 本物らしい占い師の黒を吊る | 勝ちに直接つながる |
| 偽物を処理する吊り | 霊能ローラー・占いローラー | 情報の混乱を消す。狂人に当たると人狼は減らない |
| 情報を取る吊り | パンダ吊り・グレー吊り | 霊能結果で真贋を見分ける材料を作る |
1本の吊りが複数の役割を持つこともあります。たとえば占い師の黒を吊れば、人狼を減らせるかもしれないうえに、霊能結果で占い師の真贋も分かります。計画を立てるときは、余裕があるうちに情報を取る吊り、余裕が無くなったら人狼を減らす吊りという順番が基本です。
逆算の手順
- 日ごとの縄を書き出す:毎日1人吊り、毎晩1人噛まれる前提で、最終日までの生存人数と縄数を並べる
- 人狼に当てる本数を先に確保する:残りの人狼の数だけ、最後のほうの吊りを「人狼吊り」として取っておく
- 残った本数を自由な縄にする:縄数 − 残りの人狼の数が、ローラーや情報取りに使える本数
- 自由な縄を前の日から割り当てる:霊能ローラーなど縄を固定で使う作戦は、早い日に入れる
- 決め打ちの日を決める:自由な縄を使い切る前の日を、決め打ちの期限にする
計画例1:9人村・占い2-霊能1
配役は占い師1・霊能者1・狩人1・人狼2・狂人1・市民3。占い師が2人、霊能者が1人COしたとします。生存9人・縄4本・人狼2人なので、自由な縄は4 − 2 = 2本です。
| 日 | 朝の生存 | 縄 | 予定の吊り | 使う縄の種類 |
|---|---|---|---|---|
| 1日目 | 9人 | 4本 | グレー | 自由な縄(情報取り) |
| 2日目 | 7人 | 3本 | 占い師の黒、無ければグレー | 自由な縄(情報取り) |
| 3日目 | 5人 | 2本 | 決め打ちして人狼を吊る | 人狼吊り |
| 4日目 | 3人 | 1本 | 最後の人狼を吊る | 人狼吊り |
1日目と2日目の吊りが外れても、3日目と4日目に人狼を吊れば勝てます。逆に言えば、3日目の朝には決め打ちを終えていなければならないというのが、この計画から分かる期限です。2日目までに人狼を1人吊れていれば、3日目以降の余裕が1回増えます。この計画を実際の3日間に当てはめた例は9人村の盤面整理 実例で紹介しています。
計画例2:12人村・占い2-霊能2
配役は占い師1・霊能者1・狩人1・双子2・市民3・人狼3・狂人1。占い師も霊能者も2人ずつCOした場合です。生存12人・縄5本・人狼3人で、自由な縄は5 − 3 = 2本です。
霊能ローラーをすると自由な縄を2本とも使い切ります。ローラーが終わる3日目の朝は生存8人・縄3本で、残りの人狼は騙った霊能の正体によって2人か3人です。
| 騙った霊能の正体 | 3日目の残り人狼 | 3日目の余裕 |
|---|---|---|
| 人狼 | 2人 | 3 − 2 = 1回 |
| 狂人 | 3人 | 3 − 3 = 0回 |
つまりこの計画では、3日目以降は最悪の場合「3本すべてを人狼に当てる」必要があり、そのための材料は占い師の結果しかありません。霊能ローラーと同時に、3日目までにどちらの占い師を信じるかの材料を集める計画も立てておく必要があります。たとえば「ローラー中の占いはグレーへ。3日目の朝に決め打ち」と決めておけば、3日目の議論で迷いません。
反対に、霊能ローラーをせずにグレーから吊る計画なら、自由な縄2本を残したまま進められます。ただし霊能結果は2人分が食い違う可能性があり、占い師の真贋を霊能で見分けにくくなります。どちらを選ぶかはローラーとはの考え方も参考にしてください。
最終日の形から逆算する
計画を立てるときは、最終日にどんな盤面で最後の1票を投じたいかを先に思い浮かべると、途中の吊りの意味がはっきりします。9人村なら、最後の吊りは生存3人・縄1本の日です。そこで残っていてほしいのは、本物と分かっている占い師の結果か、確白の人です。
- 最終日に狂人が生き残っていると、人狼と狂人の2票で市民が吊られることがある。偽物の役職者が狂人だと分かっていても、余裕があれば早めに吊る価値がある
- 最終日に本物の占い師の結果が無いと、残り2人からの勘になる。占い師を守る護衛や、占い師を吊らない計画が大切になる
- 最終日の1日前(9人村なら生存5人・縄2本の日)が、決め打ちの期限になる
このように、縄の本数だけでなく「最後に誰が生きていてほしいか」から逆算すると、狂人を吊る日や決め打ちの日が自然に決まります。縄が足りるかの計算と、最終日の票の計算は、両方そろえて考えましょう。
計画を立て直すタイミング
計画は朝ごとに見直します。特に次のような出来事があったら、縄の表を作り直しましょう。
平和な朝(GJ)があった
夜に誰も死ななくても、縄が増えるかどうかは人数によります。式で確かめると、9人村で1日目に吊ったあとGJが出た場合、2日目は生存8人で縄3本となり、GJが無かったとき(生存7人・縄3本)と同じです。一方、12人村で1日目に吊ったあとGJが出た場合は、2日目が生存11人で縄5本となり、GJが無かったとき(生存10人・縄4本)より1本増えます。
違いは、処刑のあとの生存人数が奇数か偶数かです。処刑後が奇数(12人村の11人など)ならGJで縄が1本増え、偶数(9人村の8人など)なら増えません。縄が増えたときは自由な縄に足し、増えなかったときも「守られた人が生き残った」ことを計画に反映させます。
役職者が噛まれた
霊能ローラー中に、まだ吊っていない霊能COが噛まれたら、ローラーは吊り1回で完了です。浮いた1本を自由な縄に戻します。本物らしい占い師が噛まれた場合は、その占い師の結果を本物として扱う決め打ちに近い計画へ切り替えることが多くなります。
人狼が早く吊れた・黒が出た
霊能結果で人狼が1人減ったと分かったら、人狼吊りに取っておいた本数が1本減り、その分が自由な縄になります。9人村で2日目に人狼を吊れたなら、3日目の朝は縄2本・残り人狼1人で余裕1回です。この1回をパンダ吊りなどの情報取りに使うか、確実な人狼吊りに回すかを決め直します。
処刑見送りが認められている屋敷
処刑見送りが認められるかどうかは屋敷の設定によります。認められている場合、朝の生存人数が偶数の日に見送っても縄は減りません。たとえば生存8人(縄3本)で見送ると、夜に1人噛まれて生存7人でも縄は3本のままです。ただし噛みで市民や役職者が1人減るので、縄の数だけで決めず、失うものと比べて判断しましょう。
計画を村で共有するコツ
- 「今日はグレー、明日は黒吊り、3日目の朝に決め打ち」のように、日付と吊りの種類をセットで話す
- 縄と残り人狼の数を毎朝言葉にする。「生存7人、縄3本、人狼2人なら余裕1回」
- 計画を変えるときは、何が起きたから変えるのかを一言そえる
- 自分の計画はメモ欄に書いておき、翌朝に結果と見比べる
盤面ツールでは、上部の「生存」と「縄」を見ながら、日ごとのメモ欄に「予定の吊り」と「余裕○回」を書いておくのがおすすめです。過去の日のメモは折りたたんで見られるので、計画がどう変わったかも振り返れます。
死亡者を墓場へ置くと縄数が更新されます。日ごとのメモに吊りの計画を書いて、毎朝見直しましょう。
盤面整理ツールを使うよくある質問
- 進行とは何ですか?
- 何日目に何を吊るかの予定を、村で先に決めて共有することです。グレー吊り、黒吊り、ローラー、決め打ちの日などを日付とセットで決めます。
- 自由に使える縄は何本ありますか?
- 目安は「縄数 − 残りの人狼の数」です。9人村の開始時は4 − 2 = 2本、12人村(人狼3人)の開始時は5 − 3 = 2本です。
- GJがあると縄は必ず増えますか?
- 増えるとは限りません。処刑のあとの生存人数が奇数ならGJで縄が1本増え、偶数なら増えません。9人村でそれまで毎日吊り、毎晩噛みがあった場合は増えない計算です。
- 計画はいつ見直せばいいですか?
- 毎朝見直すのが基本です。特に平和な朝、役職者の噛み、霊能結果で人狼が減ったと分かったときは、縄の表を作り直しましょう。
CO・占い結果・吊りと噛みを、名前カードのドラッグだけで整理できます。スマホでゲームと並べて使えます。
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